ones-house 補足と感想と考察と雑記

Ones House についての、説明補足と、やっていての感想です

2016-01-01から1年間の記事一覧

展示を振り返ってのエッセイ GAW展Ⅸ

移住してから初めて西脇以外で展示したGAW展は、西脇で撮った写真を、初めて西脇の人以外に見せる機会でもあったので、反応と言うものがどうにも読めない部分が、展示前、多々あった。実際見てもらう中で、東京在住時知り合っていた写真関係の人に、予想より…

展示を振り返ってのエッセイ 街の記憶

元々はbook sketch tripでの呟きを起点に、3月で取り壊される家を撮影させていただいた方に、手紙を書く中で思いついた考えで、そう言ったきっかけにより、自分がぼんやり思うことが言語化される、ともすれば考えなり言葉もまた、一人で作れるものではないの…

展示を振り返ってのエッセイ book schech trip

元々のきっかけとしては、ブック展というのを東京でいたときちょこちょこ見かけたけど、なにやら全部観ると言う義務感に追われ、結局しっかり見れないという印象があって、どうせなら一同に見れたほうが見やすいのではということ、が、まずあった。あとは西…

展示を振り返ってのエッセイ 同じ線を引く

この時より、ラミネートをマットタイプのものにして、と言うのは屋外の展示なので、どうしても平面性が保てず、光沢のものであると光の反射が強くそれが分かりやすいこと、あとはシャドー部が同様に反射が強いために見えずらいことが理由で、不安としてあっ…

後継4

具体的に今自分がやっていることを列挙すると、・壁の張替え(年6回)・自宅の展示替え(年3~4回)・松枯亭での展示(今度初めてやりますが年1出来ればと)・DM・フライヤーの作成及び郵送・配布/webの更新(2ヶ月に1回)となります。2番目の自宅の展示は自…

後継3

書きながら自分の頭も整理しているので、読んでいる方には煩わしい事と思いますが、引き継いでもらいたいのは、西脇の写真を撮ること、及びそれを発表する、そしてその形式は個展で、そう言った中、楽しんで自由に見てもらえればと、観る人に促していく、と…

後継2

さて、一生かけてもまだ足りなく、そして何かを引き継いで貰う、その何か、を、まずははっきりさせることが、定石なのかとは思うのですが、それを自分でも明確にしきれていない、いないが故に益々時間を要すると、本末転倒な話なのですが、いまだにボヤボヤ…

後継1

何かを成し遂げている訳でもなく、えらく気の早い話だとは重々承知なのですが、自分の後を継いでくれる人を、どう見つけたら、どう育てたら良いのかと言うことを、具体的ではないながらも、頭の片隅では考えています。逆を言えば、何か成し遂げてからでは、…

自宅に来られる場合の手紙について

自宅に来られる場合、手紙での予約をお願いしているのですが、下記内容を記載していただけると、スムーズかと思いますので、参考にしてみてください。・名前・候補日 (2、3候補日がありますと、 対応しやすいかと思います)・電話番号 (当日は電話に出られ…

線と点

昔やったギャラリーでの展示でも書きましたが、自分は人の作品を観る時と同様、自分自身の作品、撮影の時にも一観客で、言えば自分の好きな作品(現実の風景)を撮っていると言うか、記録している訳です。ただ漠然と記録(撮影)しているかと言えば、そうで…

ギャラリーの役割についての雑感

ギャラリーは勿論のこと、作品発表が第一義なのですが、(細かく言うとアーカイブ性・作品管理とか、もっと色々あるのかとは思うのですが)振り返り考えてみると、情報が集約されるその媒体、また、写真家と写真家及び写真関係者をつなぐ、場としての側面も…

展示を振り返ってのエッセイ(タビサキニニテヒナルデサキ)

昨年の夏に続いてのデジカメで撮影した作品で、前回と大きく異なるのは、撮影範囲が極端に広いこと、あとはほぼ全ての画像のコントラスト等、調整を行っている所だったりします。基本的にはまず紙に焼く(プリントする)、物質化することのメリットを強く感…

展示を振り返ってのエッセイ(撮影者不詳1962-1972)

自分が写真制作をしている上で、強く影響を受けた写真と言うのは、主だった所で3つあって、、一つは牛腸茂雄氏のself and others。一つは長野重一氏の遠い視線の、歩道橋の上より撮影された事故の写真。そしてもう一つが、誰が撮影したかも分からない、今回…

展示を振り返ってのエッセイについて

自分の場合、作品を発表した時点で、作品は作者から切り離される、また、その為に発表していると言う気持ちがあります。その為、一応は制作者ではあるのですが、自分の書くことは自分から離れた作品を眺めた、一観客としての意見であり、解説ではないことを…

現状、写真家におけるプロと言う概念について

先日よく行くコーヒー屋さんのマスターと、自分の大家さんと、自分とで食事をする機会があり、その時、自分の写真についての話となり、それが中々考えさせられた所があったので、少し書きたいと思います。よく行くコーヒー屋さんとは、チョコチョコ話でいる…

自宅で展示していることについて

自分でも何でまた、と、思わないでもないのですが、ほぼ人の来ない自宅で展示をしています。かつて森山(大道)さんがやっていた、Room801を真似てみようとかではなく、TAPと言うギャラリーを抜けて、西脇に移るまでの一年間の中で、壁に写真をかけたいと言…

ご挨拶として

ここではタイトルの通り、webでは足りていない補足説明と、西脇と言う土地で展示をしている上での感想、また、そこより派生した考察、諸々含めた雑感を書いていこうと思います。元々のwebでは、実際展示を振り返ってのエッセイ等で書いていたのですが、そう…