ones-house 補足と感想と考察と雑記

Ones House についての、説明補足と、やっていての感想です

後継4

具体的に今自分がやっていることを列挙すると、
・壁の張替え(年6回)
・自宅の展示替え(年3~4回)
・松枯亭での展示(今度初めてやりますが年1出来ればと)
・DM・フライヤーの作成及び郵送・配布/webの更新(2ヶ月に1回)
となります。
2番目の自宅の展示は自分の修練的な意味合いも強いので省いて、
他の部分は自分がずっと先、
自分が死んだ後でも続けて貰えたらなぁと思います。
で、
実際今の時点で何らかの事情で自分が急に出来なくなったとして、
引き継いでくれる人がいるかと言ったら、
いないかなぁと思います。
負担の割りにメリットが乏しい。
とは言いつつそれは、
自分以外の人はそう思うだろうと言うことで、
展示及び発表を出来るだけで自分には十分なメリットなのですが、
他の人にはそのことに価値を見出せはしないというか、
負担が多すぎる様に捉えられるのかなと。

具体的な数字を伴わせて言えば、
壁は拡大連写コピーを大阪でやったものをラミネートする形なので、
金額的にはそこまでではないですが10000円強。
ただ、下準備が恐ろしく面倒くさく、
一気にやろうとすると休日一日を丸々潰してしまうので、
自分は一週間かけ、仕事より返った後などに少しずつやっています。
コピーに1日、下準備に一週間、搬入でまた半日ほど。
それに屋外ですので雨風により剥がれる場合もあるので、
ほぼ毎日仕事の行き帰りにみては、
剥がれていたら補修をしています。
(最近は剥がれにくくなってきたかなぁと思いますが)

DM・フライヤーは大阪に安い所があるのでそこを利用し、
3000円前後で300枚位今のところ作って、
それを知り合い60人位に郵送と、
地元で置かして貰っている店舗に時間のあるときに渡しに行ってます。
ただ大阪に頼んでいる印刷所が
平日と第1・3・5の土曜が営業日なので、
タイミングを合わせるのがやや面倒なのと、
そう言った事情もあり早め早めにデータを作成する必要があります。

webの更新においては、
自分の場合フィルムを用い撮影しているので、
プリントをスキャンしデータ化し、
それを適度なサイズにリサイズし、
並びを改めて考えながらアップロードしていきます。

年一回の松枯亭での展示は、
壁、額、マットを揃え、
やり方さえ決まってしまえば、
次回以降は大分事務的な負担は少ないのかと。
ただ会場が広いので、
作品点数を最低でも40カットは揃えなくてはならないので、
それが大変なのかなと思います。

そしてこうした負担をともなっても、
作品が売れたり、人が多く来たり、
メディアに取り上げられたりすることは、
現時点ではありません。
また、費用も基本自分の持ち出しで、
その持ち出しの費用を捻出するために、
他の仕事を週5でやっています。
ついでに一人暮らしなので、
家事も全て自分ひとりでやります。

これだけ頑張っているからもっと褒めてということでは、
勿論ありません。
むしろ誰かに引き継いで貰うとしたら、
この負担を全て丸投げしてしまうことになるので、
それは良くないだろうと言う自戒からなるものです。
勿論途中途中では自分も手伝いはするのですが、
最終的に自分のいなくなった後にも続いて欲しい訳で、
負担を軽減するために人の協力も得るべきでしょうし、
また、協力して貰うにあたり、
その流れ、連携や簡単な決まりごと等も必要になってくると思います。
実際”何かあったら協力するよ”と言っていただける方も、
ありがたいことにいるのですが、
自分が結局土日しか実質的に動けないことと、
具体的にして欲しいことを示せないために、
ほぼ一人で上記の活動をしているのが現状です。
(コンパネを運んでいただいたり、今度やるDM・フライヤーを、
地元の方に配布していただいたり、勿論協力して貰っている部分もありますが、互いに仕事がることより、そもそも自分が頼むのに躊躇する部分があるところもあり、むしろ地元の知り合いより提案されやって貰ったところも多々あります)
実際協力して貰うようになったとしても、
何かあったとき自分と連絡がつかない
(基本仕事中は電話に出れないのと、
特に冬場は夜中の10時近くまで残業とかもざらなので、
基本土日以外まず連絡はつきません)
本来でしたら問い合わせにはいつでも対応出来るようにしないといけないでしょうし、(協力していただける方に待ちぼうけを食らわしてしまうので)
その為の方法もまだまだな状態です。

まぁ、そのような形で、
まだまだ問題は山済みなのですが、
自分がいなくなる時、
出来る限り負担を軽減し、
かつメリットを高めた状態で誰かに引き継げる様に出来たらと。
恐らく容易には問題は解消はされないでしょうし、
やり方も慎重に吟味するべきかと。

自分のやっていること、
カメラマンとも違う、
写真家というものが街にいるということ、
その豊かさと言うものを、
広く認知して貰えたらと、
その為には時間も労力も膨大な量を必要とし、
やはり自分の持ちえる時間では足りないと思うのです。

 

ps

今回はえらく更新が遅くなりました。

どれ位読んでいる方がいるのかも良く分からない状態ですが、

申し訳ありませんでした。