展示を振り返ってのエッセイについて
自分の場合、作品を発表した時点で、
作品は作者から切り離される、
また、その為に発表していると言う気持ちがあります。
その為、一応は制作者ではあるのですが、
自分の書くことは自分から離れた作品を眺めた、
一観客としての意見であり、
解説ではないことを一応のお断りとして言及しておきます。
言わば作品を軸に他の鑑賞者と同等の意見であると言う認識です。
勿論、制作者と言う立場ゆえに、
並べの成り立ち、制作方法等の言及もあるのですが、
例えば、被写体について言えば、
自分は撮影の時にしか関わってないことも多々あるわけで、
逆に被写体を自分より他の鑑賞者の方が詳しい場合もある訳です。
蛇足かもしれませんが、
そう言った前提の下お読みいただければ幸いです。